お布施の種類
お布施というと、いわゆる一般的な謝礼の意味が強く、それとは別に、「お経料」や「戒名料」があると思っている人が意外に多いようです。
しかし本来、「お経料」などというものは最初からありません。
すべてがお布施なのです。
お布施には、おおまかに分けて三種類(三施)があるとされます。
【法施(ほうせ)】
これは僧侶のつとめで正しい仏法のあり方を広く伝え、精神的なほどこしをすること。
【財施(ざいせ)】
仏法の心理を伝えてくれる寺院や僧侶に対して、信者の側からお金や物をほどこすこと。
【無畏施(むいせ)】
すべての衆生が不安や恐れを抱かないように慈悲をおこなうこと。
またもう一つの意味は、恐れることなく仏の道を学ぶ、ということ。
このことは僧侶であっても、一般の人であってもできることです。
このように、お布施というのはそれぞれにまわりまわって功徳をお互いに施し合うということなのです。
ですから、これだけしかお金がないというのであれば、その範囲のお布施で充分なのです。
ある一定の金額がなければならないということなどないのです。
お釈迦さまが、大枚(多額の金)の布施をしてくれたある王に対し、貧しい老婆が布施した一本のローソクのほうが価値があると答えたエピソードがあります。
「貧者の一灯」という有名なエピソードですが、お布施というのはこのような性格をもっているのです。
ですから「御経料」とか「薄謝」などは用いないで、「お布施」が正しいのです。
〒 288-0074 千葉県銚子市橋本町1969-1銚子駅より橋本町一丁目バス停下車0分銚子電鉄本銚子駅下車5分
TEL 0479-22-0179 FAX 0479-22-0187
お布施の種類
お布施というと、いわゆる一般的な謝礼の意味が強く、それとは別に、「お経料」や「戒名料」があると思っている人が意外に多いようです。
しかし本来、「お経料」などというものは最初からありません。
すべてがお布施なのです。
お布施には、おおまかに分けて三種類(三施)があるとされます。
【法施(ほうせ)】
これは僧侶のつとめで正しい仏法のあり方を広く伝え、精神的なほどこしをすること。
【財施(ざいせ)】
仏法の心理を伝えてくれる寺院や僧侶に対して、信者の側からお金や物をほどこすこと。
【無畏施(むいせ)】
すべての衆生が不安や恐れを抱かないように慈悲をおこなうこと。
またもう一つの意味は、恐れることなく仏の道を学ぶ、ということ。
このことは僧侶であっても、一般の人であってもできることです。
このように、お布施というのはそれぞれにまわりまわって功徳をお互いに施し合うということなのです。
ですから、これだけしかお金がないというのであれば、その範囲のお布施で充分なのです。
ある一定の金額がなければならないということなどないのです。
お釈迦さまが、大枚(多額の金)の布施をしてくれたある王に対し、貧しい老婆が布施した一本のローソクのほうが価値があると答えたエピソードがあります。
「貧者の一灯」という有名なエピソードですが、お布施というのはこのような性格をもっているのです。
ですから「御経料」とか「薄謝」などは用いないで、「お布施」が正しいのです。