千葉県銚子市　㈲杉浦（杉浦造花店） 葬儀：葬祭：花輪：霊柩運送事業：仏壇・仏具販売

通夜とは本来、死者を葬る前、遺族が夜を徹して死者を守る儀式のことです。

別名「夜伽(よとぎ)」ともよばれます。

最近では通夜式に告別式に代えて御焼香する会葬者も増えてきました。

通夜は仏式葬儀にはなくてはならないほど密接なものと考えていますが、実は仏教伝来以前からあったようです。

地方によっては危篤状態におちいった病人の回復を祈るのをツヤということもあり、通夜の古いかたちは、死者や死にゆく者の霊魂を守ろうとするものだったともかんがえられています。

かつては近親者だけで行われ、身内は死者の添い寝をするなどの習慣もありました。

通夜の食事をした者は、“忌み(いみ)”がかかった状態だと考えられ、初七日まで葬家に世間との付き合いを避けるという風習もあったようです。

現在の通夜は葬儀の前の六～七時までの間に行うことが多いようです。

僧侶に読経してもらい、弔問の人びとは焼香して供養します。

その後、軽い食事を出す習慣がありますが、これを“通夜ぶるまい”といいます。